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<< 孤独な王の話 | main | 映画『ドーン・オブ・ザ・デッド』 >>
さよならブラッディーマンデー
3年ほど続けてきたブラッディー・マンデーが最終回を迎えた。

ブラッディー・マンデーとはどこかのマンガやドラマではなく、現実の30代の男2人(同じ職場の同僚)が、毎週月曜日に催す、ひどい飲みの席のことである。



ルールは設けていないが、いつの間にか決まりごとのようになってしまったことがいくつかあった。

・開催は仕事のある平日に限る。祝日は休み。

ただし、火曜日にずれこんで結局開催する。これは『ラッキー・チューズデイ』と呼ばれているが、名前以外、特に変化はない。

・西荻窪で開催

同じ西荻に住んでいたのだからほとんど必然である。しかし、結局ボクが吉祥寺に引っ越してからも会場は西荻窪に限定された。

・月曜日深夜から翌火曜日未明にかけて開催

これは単純に仕事が終わるのが99.2%くらいの確率で終電(24:35)になり、西荻窪に着くのが25:25頃。そこからスタートするからである。本当は20時に始めて、24時に解散、というようなことがしたかった。最後まで。

・ひどい料理に限る

ひどい飲みなんだから、ひどい料理がふさわしい。ということで、ほとんどが魚民(初期は笑笑だったが、途中で魚民に変わった)で開催された。真夜中は魚民くらいしか空いていない、という裏事情もある。とはいえ、1人4,000円以上かかることはざらであった。

稀に高名なS邸で手料理が振る舞われることもあったが、西友で買ったちくわにきゅうりといった風情で、贅沢はしなかった。

・事前に『ウコンの力』を必ず飲む

宣伝する気もないが、これで実際に翌朝がだいぶ違う。最低限のリスクヘッジである。



3年もやっていると、数々の逸話があるが、その説明は面倒だから省略する。


終了の要因としては、Sが会社を辞めることになったからだ。
台風が来ても雪が降っても地震に襲われても、同じ職場で同じ風雨に曝されながら飲み続け、血まみれの月曜日を繰り返してきた。

昨日は最後の夜だったが、午前3:30で魚民を出た。「もう二度と、魚民に来ることはあるまい。だってあんまりおいしくないから」。と思いながら。

そしてそのまま、近くのカラオケ「ピエロ」に行った。



そこで初めて、西荻のカラオケ「ピエロ」がつぶれたことを知った。
あんなにお世話になったのに…。


仕方なく、カラオケ館に入った。そこで中止という概念はない。

そこで初めて「やっぱりカラオケ館のほうが質が良い」ということを知った。2人同時にマイクを入れてもハウリングしないのだ。

そして5時。

爽やかな朝日に包まれて、最後のブラッディー・マンデーは幕を閉じた。


今日の睡眠は2.5時間。おなかを激しく壊し、ひどい1日を過ごした。


めでたしめでたし


| やちきのぼやき | 01:16 | comments(1) | trackbacks(0) |
コメント
Sさん。。。
お辞めになるんですね。。。

すごくすごく、いい感じの2人なんで、ちょっと淋しいです。

| チカ | 2011/03/31 9:56 AM |
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