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<< Victorの犬 | main | 4月6日。今年もお花見、やります >>
映画『ノーカントリー』
公式ページ

監督:ジョエル&イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム他

期待度:☆☆☆☆

コーエン兄弟のブラックな世界観。いや、たまらんですね。ただ
し、この人たちの映画がどうしていつも大勢に受け入れられるの
か、不思議で仕方ないです。

しかも今回はアカデミー賞で作品賞まで獲得。なぜだ? そんな
にポップな作品を作ったのか?

これは確かめるしかないでしょう。
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感想:☆☆☆(想定通り。コーエン兄弟好きならぜひ)

前情報を一切持たずに行ったので、作品の世界に馴染むまで少し
時間がかかりました。とりあえずボクの解釈として、これは「ハ
ード・ボイルド」でしたね。

とりあえず、邦題は『ノーカントリー』ですが、原題は
『No Country for Old Man』。似ているけど意味がまったく違い
ます。

原題は「老兵は去るのみ」という意味ですが、邦題だと「根無し
草」みたいなイメージになってしまう。どうしてこんな変な略し
方したんだろう?

コーエン兄弟の作風は相変わらずで、理解や解釈をしっかり見せ
てはくれません。これだけ分かりづらい作品がどうしてアカデミ
ー賞なのか? 観終わってからも謎は謎のままでした。

ボクが鑑賞スタンスの提案を1つするならば、ストーリーの流れ
に捉われず、悪役である空気銃の殺し屋を主人公として感情移入
を試みて欲しいです。

この映画では金と麻薬という犯罪の2大要素に踊らされた人々が
大勢出てきますが、それに流されないキャラクターが2人だけい
ます。それが老保安官と空気銃の殺し屋。

殺し屋は犯罪者でありながら自分のルール(哲学)を明快に持ち、
ものすごいタフさで存在し続けます。その生き様はまさにハード
ボイルド。髪型も武器もやることもおもしろ過ぎます。

彼はちょっとやり過ぎなくらい人を殺しますが、もしこれから鑑
賞される方は、彼に軸足を置いて物語を追ってみてください。そ
こが、この映画がただの血まみれスプラッターと解釈されるか、
コーエン兄弟一流の作品と解釈されるかの分かれ目だと思います。

もちろん、一般ウケしない作品だと思われるので、コーエン兄弟
の他の作品に付いていけない人は、避けたほうが無難かも。
| やちき式レビュー | 00:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
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